妊婦が豆腐を食べると危険？【妊娠中の豆腐(とうふ)の注意点】
「妊娠中に豆腐を食べても大丈夫？」
「妊婦が豆腐を食べるデメリットって何かある？」
たくさんの調理方法がある
”豆腐(とうふ)”は、妊娠中に食べても
母体に悪い影響などはないのでしょうか？
この記事では
妊婦が豆腐を食べると危険なのか？
妊娠中に豆腐を食べる時の注意点なども
なるべく簡単にわかりやすく解説していきます。
目次
妊婦は豆腐を食べても大丈夫？
結論からいいます。
妊婦さんは豆腐を食べてもOKです！
妊娠中に豆腐を食べたとしても
基本的にまったくデメリットはありません。
むしろ豆腐は妊婦にとって、
栄養素が豊富な素敵な食べ物です。
※豆腐には、以下のような栄養素が含まれています。
栄養がたくさん含まれているのに
カロリーが低い豆腐(とうふ)は
女性にはありがたい食品ですよね♪
豆腐の栄養素から得られる効能や効果も
メリット満点なので本当におすすめです。
しかしじつは、妊婦さんの場合だと
豆腐を食べる際に知らないと危険な注意点があります。
↓
妊娠中の豆腐(とうふ)の注意点
妊婦が豆腐を食べる時に注意すべきことは
大豆イソフラボンの過剰摂取です。
1度にたくさんの豆腐を食べたり
他のサプリメントと併用したりすると
大豆イソフラボンを過剰摂取してしまうリスクが高まります。
栄養豊富な豆腐ですが、妊娠中の食べ過ぎや、
大豆イソフラボンのサプリメントとの併用は控えましょう。
妊娠中の妊婦さんの体の中では
胎児の成長や母体をサポートするために、
卵胞ホルモンと黄体ホルモンという
２つのホルモンが重要な役割を果たしています。
豆腐に含まれている大豆イソフラボンは、
卵胞ホルモンと構造が似ていることから、
この大豆イソフラボンを過剰に摂取すると、
卵胞ホルモンの量だけが増加してしまうのです。
そうなると卵胞ホルモンの働きだけが強くなり
妊婦さんのホルモンバランスが崩れてしまいます。
その結果、
胎児の発育に悪影響を与える
可能性があると言われているのです。
そのため厚生労働省では
日常生活での大豆の摂取に加えて
大豆イソフラボンのサプリメントとの
併用は控えるようにと説明しています。
妊婦についてはどのくらいの大豆イソフラボンの摂取であれば胎児に影響がないのか、現時点では科学的に明らかになっていません。
そのため、子どもや妊婦が、日常の食生活で食べている「伝統的な大豆食品」に加えて、特定保健用食品などにより、日常的な食生活に上乗せして大豆イソフラボンを摂取することは、推奨されていません。
妊婦が食べても問題のない豆腐の量とは？【妊娠中の豆腐の摂取量について】
厚生労働省HPに記載のある通り
妊婦については、どのくらいの
大豆イソフラボンの摂取であれば
胎児に影響がないのか、現時点では明らかになっていません。
なのでだいたいの目安となりますが
栄養バランスなどから考えて判断すると
豆腐は一日100g程度を目安にすると良いかもしれませんね。
大切なことなので繰り返しますが
妊娠中の豆腐(とうふ)の食べ過ぎや
サプリメントとの併用はおすすめできません。
妊娠中に豆腐をそのまま食べても大丈夫？【妊婦の正しい豆腐の食べ方】
妊婦の豆腐の食べ方についてですが、
基本的にそのまま食べても問題ありません。
しかし冷えた豆腐だと、
体を冷やしてしまいます。
できれば常温の豆腐や温めた豆腐など
体を冷やさないような食べ方をおすすめします。
また、醤油などの調味料をかけすぎると
妊娠高血圧症候群を引き起こす危険があります。
塩分の摂りすぎには注意して食べたいですね。
最後に
妊婦が豆腐を食べると危険なのか、
妊娠中に豆腐を食べる時の注意点や
母体に安全な正しい食べ方などについても
なるべくわかりやすく解説していきました。
妊娠中だと、おなかの赤ちゃんのために
たくさんの栄養を摂りたいって思いますよね。
その反面、
赤ちゃんに悪影響の食べ物もあるから、
注意しないといけない…。
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば嬉しいです！
