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妊婦がホルモンを食べると危険?【妊娠中の食事(肉類)の注意点】

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ホルモン焼き
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「焼肉ではホルモンが大好きな妊婦です。」
「妊娠中だけどホルモンが食べたい!」

 

焼肉の中では比較的低カロリーとして
女性でも好きな人が多いホルモンは
妊娠中に食べると影響があるのでしょうか?

 

この記事では
妊婦さんがホルモンを食べると危険なのか?
妊娠中にホルモンを食べる際の注意点なども
なるべくわかりやすく簡単に解説していきます。

妊婦がホルモンを食べると危険?

 

結論から言います。
妊婦さんはホルモンを食べてOKです!

 

タンやミノなどのホルモンを
妊娠中に食べたとしても基本的に
まったくデメリットはありません。

 

むしろホルモンには、妊娠中に必要な次の栄養が含まれています。

 

妊娠中は貧血になりやすいので、
鉄分やビタミンB群を摂るのに
ホルモンはぴったりの食材と言えます!

 

妊婦さんはホルモンを食べてもOK。

ただし
妊娠中にホルモンを食べる時には
知らないと危険な注意点もあります。

妊娠中にホルモンを食べる時の注意点

 

妊娠中にホルモンを食べるときに
意識すべき注意点を紹介していきます。
(肉類の食事全般で役立つ情報✨)

  • レバーは控える
  • 肉は十分に加熱する
  • 食べ過ぎない

 

妊婦はレバーが危険!【妊娠中にホルモンを食べる時の注意点】

鉄分などの栄養が多いホルモンですが
部位によっては妊娠中に食べると危険なものがあります。

それは、レバーやハツです(特にレバー)。

 

レバーには、ビタミンA
とても豊富に含まれています。

普段はビタミンAというと、疲労回復の
効果があったりして、ありがたい栄養素。

しかし、妊婦さんがビタミンAの
レチノール」を摂りすぎると、胎児が
奇形、先天異常などの障害を持った状態で
生まれてくる可能性が高くなるのです。

 

妊娠中はレバーを食べることを控えるか、
食べるとしても少量にしておきましょう。

レバーの種類は、牛、豚、鶏を問いません。注意しましょう!

【1日にとるべき妊娠中のビタミンAの推奨量】

一日のビタミンAの摂取基準

参考:日本人の食事摂取基準2020年最新版「ビタミン」(厚生労働省)

ビタミンAの単位はすこし特殊で、μgRAE(レチノール活性当量)で表されます。

レチノールは動物性食品から、β-カロテンなどのカロテノイドは主に植物性食品から摂取されます。

 

妊婦は肉を十分に加熱する【妊娠中にホルモンを食べる時の注意点】

妊婦が肉やホルモンを食べる際には、
肉の中心部まで十分に火を通しましょう。

ミディアムレアやレアで食べる人も
多いでしょうが、妊娠中に生焼けのお肉を
食べると、「トキソプラズマ症」に感染しやすくなります。

妊婦がトキソプラズマに初めて感染すると
胎盤を通じてお腹の赤ちゃんも感染する恐れがあるのです。

妊娠中の女性がトキソプラズマに初感染した場合、トキソプラズマが胎盤を通過して胎児に垂直感染する可能性がある。胎児への感染率は妊娠末期になるほど上がるが、胎内感染が起こった場合の重症度は妊娠初期ほど高い。

引用:トキソプラズマ症とは「先天性トキソプラズマ症」(国立感染症研究所)

 

 

お腹の赤ちゃんがトキソプラズマに感染すると、
視力障害や精神運動遅滞などを引き起こす可能性があります。

 

 

レアが好きな人も、妊娠中は我慢して
十分に加熱をしてから食べましょう。

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妊婦は食べ過ぎない【妊娠中にホルモンを食べる時の注意点】

妊娠中は肉やホルモンを
食べ過ぎないようにしましょう。

肉は部位によっては
高カロリーで脂肪分も多いです。

【妊娠中の1日のエネルギー(カロリー)の基準値】

妊婦の推定エネルギー必要量は、妊婦の推定エネルギー必要量(kcal/日)=妊娠前の推定エネルギー必要量(kcal/日)+妊婦のエネルギー付加量(kcal/日)として求められる。

出典:日本人の食事摂取基準2020年最新版「各論  妊婦」(厚生労働省)

妊婦さんの1日のカロリー基準

出典:日本人の食事摂取基準2020年最新版(厚生労働省)

 

■18~29(歳)【1日のカロリー摂取基準】

  • 妊娠初期:2,050kcal(2,000+50)
  • 妊娠中期:2,250kcal(2,000+250)
  • 妊娠後期:2,450kcal(2,000+450)

 

■30~49(歳)【1日のカロリー摂取基準】

  • 妊娠初期:2,100kcal(2,050+50)
  • 妊娠中期:2,300kcal(2,050+250)
  • 妊娠後期:2,500kcal(2,050+450)

※自宅にいてほとんど外出しない方については
これよりもカロリーの基準値が少なめになります。

 

またホルモンは、塩やタレが
ついていることも多いので、
食べ過ぎると塩分の過剰摂取となります。

 

※妊娠中に塩分を摂りすぎると
妊娠高血圧症候群を引き起こします。

 

一緒に野菜を多めに食べることも大切ですが
何より肉やホルモンは食べ過ぎないように気を付けましょう。

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最後に

 

妊婦さんがホルモンを食べると危険なのか?
妊娠中にホルモンを食べる際の注意点なども
なるべくわかりやすく簡単に解説していきました。

 

肉やホルモンが好きな妊婦さんも多いですが
注意点を知らずに食べ過ぎてしまい、のちのち
後悔することがないように注意したいですね。

 

この記事が少しでも
妊婦さんたちのお役にたてばうれしいです(*^^*)

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