昔、平賀源内が
暑い夏を乗り越えるために
栄養満点のうなぎを食べる習慣を
発案したという一説があります。
昔から、うなぎには
栄養が豊富という
イメージがあるようですね。
実際に、うなぎにはどのような栄養が
含まれているのでしょうか?
この記事では
うなぎのタンパク質含有量や
うなぎの栄養価、効果や効能も紹介していきます。
うなぎのタンパク質含有量
うなぎ100gあたりの
タンパク質含有量は23gです。
うなぎは動物性タンパク質で
アミノ酸スコアは97です。
うなぎには特に
アルギニンという必須アミノ酸が
豊富に含まれていて、活動するための
エネルギーを作る働きがあります。
うなぎを食べると元気が出るのは
このアルギニンというアミノ酸も関係しているんですね。
うなぎの栄養価
うなぎは栄養価が高く
以下のような栄養が含まれています。
うなぎには、ビタミンAが
ビタミン類の中で一番多く含まれています。
脂質が多いうなぎですが
うなぎの脂質の8割は、
不飽和脂肪酸というもので
DHAやEPAが含まれています。
脂肪というと
コレステロールが増える
イメージがありますよね。
ですが、DHAもEPAも
悪玉コレステロールを
減らす作用があります。
つまりうなぎには、
良質な脂肪が多く含まれているといえるのです。
また、うなぎの
ヌルヌルした体の表面には
ムチンという成分が含まれています。
このムチンには
胃腸の粘膜を保護する働きがあります。
うなぎは体の隅々に
栄養が含まれているんです。
ただし、
うなぎはビタミンAが豊富なので
過剰にうなぎを食べると
ビタミンA過剰症になる恐れがあるので注意が必要です。
うなぎの効果や効能
うなぎの栄養から得られる
健康効果や効能は
以下の物が挙げられます。
- 疲労回復
- 動脈硬化の予防
- 高血圧の予防
- 免疫力の向上
- がんの予防
- 眼精疲労の回復
- 口内炎の予防
- 皮膚など粘膜系の健康維持
- 美肌効果
- イライラの抑制
- 視力の回復
- 心臓病、脳卒中の予防
うなぎにはビタミンB群や
ミネラルが豊富に含まれています。
ミネラルは体の機能を
正常に調整する働きがあります。
ビタミンB1は
炭水化物をエネルギーに変えます。
もしビタミンB1が不足すると
疲労やストレスが
溜まりやすくなってしまいます。
ビタミンB12は血液を作り、
ビタミンB2は
皮膚や髪などを生成します。
そんな栄養価の高いうなぎは
夏バテ防止に最適な食材なんです。
まとめ
この記事では
うなぎのタンパク質含有量や
うなぎの栄養価、効果や効能もまとめました。