妊婦がホットケーキを食べると危険?【妊娠中の食べ物の注意点】
「妊娠中にホットケーキを食べても大丈夫?」
「なぜだろう。ホットケーキが食べたい…」
つわりがひどいときなどに
ホットケーキを食べたくなる。
そんな妊婦さんも多いようです。
英語では「パンケーキ」と呼ばれている
「ホットケーキ」を、妊娠中に食べると
お腹の赤ちゃんに影響はあるのでしょうか?
この記事では
妊婦がホットケーキを食べると危険なのか?
妊娠中にホットケーキを食べる時の注意点も
なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。
目次
妊婦がホットケーキを食べても大丈夫?
結論から言います。
妊婦さんはホットケーキを食べてOKです!
ホットケーキとは、一般的に
まず小麦粉にベーキングパウダー、
卵、牛乳、砂糖や水などを混ぜます。
そしてフライパンで両面焼いて、
バターやはちみつを塗って食べる料理です。
そんなホットケーキには、
次のような栄養が含まれています。
「乳児にはちみつはダメだけど、
妊娠中も食べちゃダメなの?」と
疑問に思う人もいるかもしれません。
しかし、ハチミツが胎盤を通じて
赤ちゃんに悪影響を及ぼすことはありません。
妊婦さんは安心して食べてくださいね。
妊婦がホットケーキを食べる時の注意点
妊婦さんがホットケーキを
食べる時には、次の点に気をつけましょう。
- アルミニウム
- ホットケーキミックス
- カロリーの過剰摂取
これらの注意点について
以下で解説していきます。
アルミニウム【妊婦がホットケーキを食べる時の注意点】
アルミニウムは、土壌や水、
空気中のちりなどに広範囲で存在します。
野菜や穀類、魚介類にも
微量ではありますが、含まれています。
一時、ホットケーキの膨張剤に含まれる
アルミニウムが幼児の摂取量制限を
超えてしまうという報道がありました。
WHOでは、アルミニウム1週間の
暫定耐容摂取量として1mg/体重1kgとしています。
最近では、「アルミフリー」と記載された
ホットケーキミックスも販売されています。
妊婦さんが
アルミニウムを過剰摂取したことで、
胎児に影響が及んだという話はありませんが
摂りすぎないに越したことはないでしょう。
ホットケーキミックス【妊婦がホットケーキを食べる時の注意点】
市販のホットケーキミックスは、
糖分が多く含まれていたり、
添加物が含まれていることが多いです。
妊娠中に糖質を過剰摂取すると
妊娠糖尿病などを引き起こす原因にも。
もし可能であれば、自宅にある
小麦粉や砂糖を使って作ると良いですよ♪
野菜や果物を上に乗せて一緒に食べればさらに健康的ですね!
カロリーの過剰摂取【妊婦がホットケーキを食べる時の注意点】
妊婦さんがホットケーキを食べる時は
カロリーの過剰摂取に気をつけましょう。
カロリーが高いホットケーキを食べ続けると
妊娠糖尿病や体重の増加につながります。
【妊娠中の1日のエネルギー(カロリー)の基準値】
妊婦の推定エネルギー必要量は、妊婦の推定エネルギー必要量(kcal/日)=妊娠前の推定エネルギー必要量(kcal/日)+妊婦のエネルギー付加量(kcal/日)として求められる。
■18~29(歳)【1日のカロリー摂取基準】
- 妊娠初期:2,050kcal(2,000+50)
- 妊娠中期:2,250kcal(2,000+250)
- 妊娠後期:2,450kcal(2,000+450)
■30~49(歳)【1日のカロリー摂取基準】
- 妊娠初期:2,100kcal(2,050+50)
- 妊娠中期:2,300kcal(2,050+250)
- 妊娠後期:2,500kcal(2,050+450)
※自宅にいてほとんど外出しない方については
これよりもカロリーの基準値が少なめになります。
またホットケーキは
AGEs(終末糖化産物)も含んでいます。
これは
タンパク質と糖が加熱されるとできる物質で、
強い毒性を持つ老化を進める原因物質です。
つまり妊婦さんに限らず、
摂りすぎない方が良い物質です。
最後に
妊婦がホットケーキを食べると危険なのか、
妊娠中にホットケーキを食べる時の注意点も
なるべくわかりやすく解説していきました。
ホットケーキは手軽に食べられますが
糖質やカロリーなどが多く含まれています。
妊娠中は野菜や果物と一緒に食べたり、
たまに食べる程度にした方が良いかもしれません。
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば嬉しいです!