浅野長政とは？何をした人？わかりやすく解説【山梨県「甲府城」の築城者】

 

浅野長政（あさの ながまさ）は
戦国時代(室町時代後期)から
江戸時代初期までを生きた武将、大名です。

誕生時期：1546年
死亡時期：1610年5月29日

 

 

山梨県「甲府城」の
築城者でもあります。

 

 

浅野長政とはどんな人なのか？
何をした人なのか？などなど
浅野長政について
この記事でなるべくわかりやすく
簡単な言葉で紹介していきます。

 

浅野長政とは？【生涯をざっくりとわかりやすく解説】

• 浅野長政の誕生日
• 浅野長政と織田信長
• 浅野長政と豊臣秀吉
• 浅野長政、甲府城の城主に
• 浅野長政と徳川家康
• 浅野長政と関ヶ原の戦い
• 浅野長政の最期

浅野長政の誕生日

浅野長政は1547年、
尾張国春日井郡北野（現在の愛知県）に
宮後城主・安井重継の子として生まれます。

生誕月日は分かっていません。

 

浅野長政の初名は「長吉」、
その後の名は「弥左衛門」、「弥兵衛」でした。

 

浅野長政と織田信長

織田信長の家臣で浅野長政の叔父・
浅野長勝に男の子どもがいなかったため
長勝の娘・やや（彌々）の養子として
浅野家に迎えられ、家督を相続します。

 

同じく長勝の養女となっていたねね（寧々）が
木下藤吉郎（後の豊臣秀吉）に嫁いだことから
浅野長政は豊臣秀吉に最も近い姻戚として
織田信長の命令で豊臣秀吉の与力となります。

 

 

1573年に浅野長政は、
浅井長政攻めで活躍し、
近江国に120石を与えられます。

 

浅野長政と豊臣秀吉

織田信長の死後、
浅野長政は豊臣秀吉に仕え、
1583年の賤ケ岳の戦いで功績をあげ
近江国大津2万石を与えられます。

 

1584年に浅野長政は京都奉行職となり、
のちに豊臣政権下で五奉行の筆頭となります。

 

浅野長政は豊臣秀吉の命で
太閤検地を実施したり、
豊臣政権が得た金銀山の管理も行いました。

 

1587年、九州平定でも活躍した浅野長政は
若狭国小浜（現・福井県）8万石の国持ち大名となります。

 

そして翌年、浅野長政は
従五位下・弾正少弼に叙任されます。

 

その後も浅野長政は
小田原攻め、奥州仕置など
数々の戦に参陣したり、
文禄・慶長の役では軍監として
従軍したりなど活躍を続けました。

 

 

 

浅野長政、甲府城の城主に

1593年、浅野長政は
甲斐国（現・山梨県）21万5千石を
与えられ、甲府城に入ります。

この間も浅野長政は、
京都奉行、検地奉行などの
役人として行政手腕を発揮します。

浅野長政・浅野幸長父子によって
甲府城の修築が行われ
浅野長政は甲府城の城主となります。

 

 

浅野長政と徳川家康

1598年、豊臣秀吉の死後、
浅野長政はかねてより友好関係のあった徳川家康に接近します。

 

しかし前田利家らと共に
徳川家康を暗殺するという疑いを
かけられ、武蔵国に謹慎させられます。
※この陰謀は増田長盛によって
徳川家康に伝えられたといわれています。

 

そのため浅野長政は
家督を息子である浅野幸長に譲って、隠居します。

 

 

浅野長政と関ヶ原の戦い

1600年、
関ヶ原の戦いでは
浅野長政は徳川家康を支持します。

徳川家康から従軍の誘いを受けますが
浅野幸長を東軍（徳川方）につかせます。

戦後、幸長は戦功により、
紀伊国和歌山37万石を加増転封されます。

 

浅野長政は、
江戸幕府成立後に家康に近侍し、
1605年に江戸へ移ります。

翌年、浅野長政は幸長の所領とは別に
常陸国真壁5万石を隠居領として賜ります。

 

 

 

浅野長政の最期

1611年、真壁陣屋にて
浅野長政は亡くなります。享年65歳。

 

最後に

 

浅野長政とはどんな人なのか？
何をした人なのか？などなど
浅野長政について
この記事でなるべくわかりやすく
簡単な言葉で紹介しました。

 

少しでもあなたの参考になれば幸いです。