海老(えび)に含まれる栄養素の効能や効果について、わかりやすく徹底解説します。
海老(えび)に含まれる栄養素の効能まとめ
海老には数多くの種類があり、世界各国でさまざまな料理に使われています。
あの鮮やかな色をした海老にはどんな栄養素が含まれているのでしょうか?
海老の効能について、栄養素別でまとめていきます。
ビタミンの効能【海老(えび)の栄養素の効能】
海老にはビタミンAやビタミンE、ビタミンB群とたくさんのビタミンが含まれています。
(海老に含むビタミンB群はビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB3(ナイアシン)、ビタミンB5(パントテン酸)、ビタミンB6、ビタミンB9(葉酸)、ビタミンB12)
その中でも特に豊富なのがビタミンEです。
ビタミンEは抗酸化作用をもつため、活性酸素の働きを抑える効能をもちます。
また、血圧を下げる効能や過酸化脂質を抑制する効能ももちます。
さらには、末梢血管を拡げて血行を良くする効能やホルモンバランスを整える効能があります。
ミネラルの効能【海老(えび)の栄養素の効能】
海老に含むミネラルには、鉄やマグネシウム、リン、カリウム、亜鉛などがあり、海老の殻にはたくさんのカルシウムが含まれています。
カルシウムは丈夫な骨や歯を作り、血液の凝固を促す効能をもちます。
また、興奮や緊張を和らげる精神安定の効能ももちます。
タウリンの効能【海老(えび)の栄養素の効能】
海老に含まれるタウリンはアミノ酸の一種です。
タウリンは次のような効能をもちます。
- 悪玉コレステロールを抑え、善玉コレステロールを増やす
- 血圧を正常に保つ
- 目の網膜の働きを手助けする
- 神経伝達物質を正常に機能させる
- 血糖値を正常に保つ
- 乳酸の増加を防ぐ
アスタキサンチンの効能【海老(えび)の栄養素の効能】
海老に含まれるアスタキサンチンは赤色をした天然色素で、殻に多く存在しています。
強い抗酸化作用をもち、その抗酸化力はビタミンEの1000倍以上といわれています。
アスタキサンチンには次のような効能をもちます。
- 活性酸素を減らす
- 脳機能を高める
- 目を保護する
- 悪玉コレステロールの酸化を抑える
- 血糖値の上昇を抑える
- 内臓脂肪を減らす
どんな効果を期待できる?【海老(えび)を食べるメリットまとめ】
海老を食べるとどんなメリット(効果)があるのか?
海老に期待できる効果を簡単に紹介します。
- アンチエイジング効果
- 冷え性や肩こりの改善効果
- イライラ解消やリラックス効果
- 疲労回復効果
- 骨粗鬆症の予防
- 生活習慣病の予防
アンチエイジング効果【海老(えび)に期待できる効果】
海老に含むビタミンEやアスタキサンチンの効能により、抗酸化作用が細胞の酸化を抑えるためアンチエイジング効果が期待できます。
冷え性や肩こりの改善効果【海老(えび)に期待できる効果】
海老に含むビタミンEの効能によって血行が良くなると冷え性や肩こりの改善効果が期待できます。
また、カルシウムの効能により緊張が和らぐことも肩こり解消につながります。
イライラ解消やリラックス効果【海老(えび)に期待できる効果】
海老に含まれるカルシウムの効能によって興奮や緊張が和らぐことでイライラ解消やリラックス効果が期待できます。
また、ビタミンEのホルモンバランスも整える効能も更年期などのイライラ解消に効果が期待できます。
他にもアスタキサンチンの効能により、脳機能が高まることはリラックス効果が期待できます。
疲労回復効果【海老(えび)に期待できる効果】
海老に含むタウリンの効能により乳酸の増加を防ぐことは疲労回復効果が期待できます。
また、タウリンやアスタキサンチンには目を保護する効能があるため、眼精疲労の改善効果も期待できます。
骨粗鬆症予防【海老(えび)に期待できる効果】
海老に含むカルシウムの効能は丈夫な骨を作るため、骨粗鬆症予防の効果が期待できます。
生活習慣病の予防【海老(えび)に期待できる効果】
海老に含まれる次の3つの栄養素には、生活習慣病の予防効果が期待できます。
- ビタミンE
- タウリン
- アスタキサンチン
ビタミンEの効果
- 血圧を下げる→高血圧の予防
- 過酸化脂質を抑制する→動脈硬化の予防
- 血行を良くする→高血圧や動脈硬化の予防
タウリンの効果
- 悪玉コレステロールを抑える→高血圧や動脈硬化の予防
- 血圧を正常に保つ→高血圧の予防
- 神経伝達物質を正常に機能させる→高血圧の予防
- 血糖値を正常に保つ→糖尿病の予防
アスタキサンチンの効果
- 悪玉コレステロールを抑える→高血圧や動脈硬化の予防
- 血糖値の上昇を抑える→糖尿病の予防
- 内臓脂肪を減らす→糖尿病や高血圧の予防
最後に
海老(えび)に含まれる栄養素の効能や効果についてまとめました。