赤ちゃんがアボカドを食べると危険?いつから安全?【乳幼児期の離乳食の注意点】

「赤ちゃんはアボカドをいつから食べて良い?」
「子どもにあぼかどを与える注意点はある?」
アボカドは、離乳食として
赤ちゃんに食べさせても良いのでしょうか?
この記事では
赤ちゃんがアボカドを食べると危険なのか?
いつから安全か、注意点などについても
なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。
目次
赤ちゃんがアボカドを食べると危険?
結論から言います。
赤ちゃんはアボカドを食べてOKです!
あぼかどは、
「世界一栄養価の高い果物」として
ギネスブックにも認定されているくらい
栄養満点で健康に良い食べ物です。
アボカドには
次の栄養素が含まれています。
- ビタミンE
- ビタミンC
- ルテイン
- グルタチオン
- オレイン酸
- リノール酸
- 食物繊維
- ビタミンA
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- カリウム
- カルシウム
- マグネシウム
- リン
- 鉄分
- 亜鉛
- βシステロール
アボカドの約20%は
脂肪が占めていることから、
「森のバター」と呼ばれています。
よってアボカドは高カロリーですが、
アボカドに含まれている脂肪は、
不飽和脂肪酸という良質な脂肪なんです。
ただし赤ちゃんにアボカドを与える時は
離乳食期のいつ頃が良いのか、
与える時の注意点などもありますので、きちんと理解しておきましょう。
赤ちゃんはいつからアボカドを食べて良い?
離乳食にアボカドを使うのは
離乳食後期(9~11か月)からが
オススメです。
海外では、離乳食初期から
推奨している国もあるそうです。
ただ、脂肪分も多いアボカドは、
日本の赤ちゃんにとっては
内臓への負担などが心配されます。
胃や腸など消化器官が未発達である
離乳食初期には控えた方がよさそうです。
【あぼかどを与える量の目安】
- 離乳食後期…1食あたり10g程度
- 離乳食完了期(12~18か月)…10~15g
アボカドは、皮と種を取り除いた
緑色の果肉部分を使用しましょう。
生のままでも良いですが
最初の頃はペースト状にして加熱したものを与えて下さいね。
赤ちゃんがアボカドを食べる時の注意点
赤ちゃんにアボカドを与える時は
次のことに気をつけましょう。
- 高エネルギー
- アレルギーについて
これらの注意点について以下で解説していきます。
高エネルギー【赤ちゃんがアボカドを食べる時の注意点】
栄養満点なアボカドは
生の果物の中で最も高エネルギー。
そのため赤ちゃんに
過剰に食べさせるのは控えましょう。
【1食当たりのとりわけ量の目安】
- 9~11か月…10g
- 12~18か月…10~15g
子どもが、あぼかどばかり食べてしまい
他の食品を食べないようならば量を加減させる必要があります。
アレルギーについて【赤ちゃんがアボカドを食べる時の注意点】
アボカドは、ごくまれに
アレルギーが出ることがあります。
赤ちゃんに初めて与える場合は
小児科の開いている午前中に
小さじ1から与えてみましょう。
またアボカドを生で食べさせるよりも
茹でたり電子レンジで加熱をする方が、
アレルギーや衛生面での危険性が少なくなります。
最後に
赤ちゃんがアボカドを食べると危険か
いつから安全か、注意点などについても
なるべくわかりやすく解説していきました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです!