妊婦がよもぎを食べると危険?【妊娠中の食事(野菜)の注意点】
「妊娠中によもぎって食べて平気?」
「妊婦がヨモギを食べるとデメリットはある?」
よもぎ餅、よもぎ茶などで
口にすることの多い「蓬(よもぎ)」は、
妊娠中に食べると影響があるのでしょうか?
この記事では
妊婦がよもぎを食べると危険なのか?
妊娠中によもぎを口にする時の注意点なども
なるべくわかりやすく簡単に解説していきます。
妊婦がよもぎを食べても大丈夫?
結論から言いますと
妊婦さんはよもぎを食べてOKです!
よもぎとは、キク科の多年生植物です。
若葉は草もち(よもぎ餅)の原料であり、
葉裏の毛はもぐさの原料なんです。
古くから食用としてだけではなく
ヨモギは生薬としても用いられています。
そんな蓬(よもぎ)には、
次のような栄養が含まれています。
- ビタミンA
- ビタミンB1(チアミン)
- ビタミンB2(リボフラビン)
- ビタミンB6
- ビタミンC
- ビタミンE
- ビタミンK
- カリウム
- マグネシウム
- 鉄分
- 食物繊維
蓬(ヨモギ)には、ビタミンやミネラルなど色々な種類の栄養が含まれています。
またヨモギは草もちだけでなく
おひたしや天ぷらなど、色々な
調理法で食べることが可能です♪
ただし妊婦さんが、自分で採取した
よもぎを食べることは控えましょう。
毒を持つ植物と類似していることなどから
素人が採取したものは食べない方が良いです。
妊婦はよもぎ茶を飲んでも大丈夫?
よもぎ茶とは、新鮮なヨモギを
使用して作られたお茶のことです。
甘みがあり、香ばしい味わいが特徴です。
ヨモギ茶は健康茶としても飲まれていて
お風呂に入れたり化粧に使われたりすることもあるんです。
栄養が高いですし、何より
ノンカフェインという点からも、
妊婦さんが飲んでも問題ありません。
ぜひ、機会があったら飲んでみてくださいね。
○英国食品基準庁(FSA)
2008( 平成20)年に、妊婦のカフェイン摂取に関して新たな助言を公表しています。妊婦がカフェインを摂り過ぎることにより、出生児が低体重となり、将来の健康リスクが高くなる可能性があるとし、以前は300 mg を上限とすることが望ましいとしていましたが、新たな助言においては、妊娠した女性に対して一日当たりのカフェイン摂取量を200 mg(コーヒーをマグカップで2杯程度)、に制限するよう求めています。また、高濃度のカフェインは自然流産を引き起こす可能性があることを示す証拠があるとしています。
出典:食品に含まれるカフェインの過剰摂取について(厚生労働省)
妊婦がよもぎを食べる時の注意点
妊婦さんがよもぎを食べる時は
食べ過ぎないように気をつけましょう。
よもぎの成分には「ツヨン」という
子宮を収縮させる作用があります。
それでも、よもぎに含まれるツヨンは
微量なので、草もちやよもぎ茶として
口に入れる量だけではまったく問題ありません。
しかし妊娠中に過剰な量の蓬を食べると、
身体に異常をきたす恐れがあるので注意しましょう。
最後に
妊婦がよもぎを食べると危険なのか?
妊娠中によもぎを食べる時の注意点なども
なるべくわかりやすく解説していきました。
ヨモギが旬である春になると
草もちが食べたくなりますよね。
妊婦さんも、よもぎ餅を食べて
楽しい妊婦生活を送りましょう!
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば幸いです!