妊婦がヨーグルトを食べると危険?【妊娠中の食べ物の注意点】
「妊娠中に毎日ヨーグルトを食べていい?」
「妊婦がヨーグルトを食べる注意点ってある?」
ヘルシーで健康的なイメージのある
”ヨーグルト”は、妊娠中に食べても
体に悪い影響などはないのでしょうか?
この記事では
妊婦がヨーグルトを食べると危険なのか?
妊娠中にヨーグルトを食べる時の注意点も
なるべくわかりやすく簡単に解説していきます。
妊婦がヨーグルトを食べても大丈夫?
結論から言いますと
妊婦さんはヨーグルトを食べてOKです!
ヨーグルトとは、牛乳やヤギの乳に
乳酸菌を加えてクリーム状にした食品です。
妊娠中にヨーグルトを食べたとしても
基本的にまったくデメリットはありません。
むしろヨーグルトには、
妊娠中の体を支える栄養素が
たくさん含まれています♪
※ヨーグルトには以下のような栄養素が含まれています。
ヨーグルトの栄養素の中には
牛乳に含まれる栄養素だけでなく
乳酸菌の発酵作用によるものも含まれています。
乳酸菌には腸の調子を整える働きがあるので
便秘などでお腹の調子が悪い妊婦さんは
積極的に摂っていきたい栄養なんです♪
また妊娠中は
赤ちゃんの骨や歯を形成するのに
カルシウムが多く必要となります。
ヨーグルトは手軽にカルシウムを摂取でき
低カロリーで高タンパク質な商品です。
妊婦さんの体の健康にとって
とても優れた健康食品と言えます♪
【妊娠中の1日のエネルギー(カロリー)の基準値】
妊婦の推定エネルギー必要量は、妊婦の推定エネルギー必要量(kcal/日)=妊娠前の推定エネルギー必要量(kcal/日)+妊婦のエネルギー付加量(kcal/日)として求められる。
■18~29(歳)【1日のカロリー摂取基準】
- 妊娠初期:2,050kcal(2,000+50)
- 妊娠中期:2,250kcal(2,000+250)
- 妊娠後期:2,450kcal(2,000+450)
■30~49(歳)【1日のカロリー摂取基準】
- 妊娠初期:2,100kcal(2,050+50)
- 妊娠中期:2,300kcal(2,050+250)
- 妊娠後期:2,500kcal(2,050+450)
※自宅にいてほとんど外出しない方については
これよりもカロリーの基準値が少なめになります。
アロエ入りのヨーグルトはNG?【妊婦がヨーグルトを食べても大丈夫?】
最近のヨーグルトで
「アロエ入り」ってよく見かけますよね。
アロエの皮に含まれるアロインには
子宮収縮作用があるので、
妊婦さんは注意が必要と言われています。
しかし、ヨーグルトに入っているアロエは
皮の部分を取り除いていることが多いので
妊娠中に食べても悪影響を及ぼす可能性は低いです。
妊婦がヨーグルトを食べる時の注意点
妊婦さんがヨーグルトを食べる時は
ヨーグルトの食べ過ぎに注意しましょう。
カルシウムなどの栄養だけでなく
脂質が含まれているので、妊娠中に
たくさん食べ過ぎると体重の増加となる原因も。
また、加糖タイプのヨーグルトは糖質が高いので、
無糖タイプ(プレーン)のヨーグルトがオススメです。
果物やドライフルーツ、ハチミツや
きな粉をかけて食べるのも体に良いですよ♪
ただし、冷たいヨーグルトを食べ過ぎると
妊婦は体が冷えてお腹を壊す場合があります。
なので、無理をして食べる必要はありません。
1日1~2個を目安に食べると良いでしょう。
最後に
妊婦がヨーグルトを食べると危険なのか、
妊娠中にヨーグルトを食べる時の注意点も
なるべくわかりやすく解説していきました。
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば嬉しいです!