毛利輝元ってどんな人?何をした人?【わかりやすく簡単な言葉で解説】

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毛利輝元の像
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毛利輝元 傾国の烙印を押された男

 

毛利輝元(もうり てるもと)
室町時代の後半に誕生し、
安土桃山時代から江戸時代初期に
かけて活躍した中国地方の大名です。

誕生時期:1553年1月22日
死亡時期:1625年6月2日

 

 

毛利輝元とはどんな人なのか?
毛利輝元はいったい何をした人なのか?
この記事では毛利輝元について
わかりやすく簡単な言葉で解説していきます。

 

 

毛利輝元とは?【生涯をわかりやすく簡単な言葉で解説】

毛利輝元:西国の儀任せ置かるの由候 (ミネルヴァ日本評伝選)

  • 毛利輝元の誕生日
  • 毛利輝元、11歳で家督を継ぐ
  • 毛利輝元と足利義昭
  • 毛利輝元と織田信長の関係
  • 毛利輝元と豊臣秀吉
  • 毛利輝元と関ヶ原の戦い
  • 関ヶ原の戦い後の毛利輝元

毛利輝元の誕生日

1553年1月22日、
毛利輝元は、毛利隆元の嫡男として
安芸国吉田郡山城(現在の広島県)に生まれます。

 

毛利輝元の幼名は幸鶴丸
毛利元就の孫にあたります。

 

毛利輝元、11歳で家督を継ぐ

1563年、父である毛利隆元が急死したため
毛利輝元は11歳という若さで家督を継ぎます。

13代将軍である足利義輝より
「輝」の一字を許され元服し、輝元と名乗ります。

実質的な当主となりますが、
元就が亡くなるまでの間は、
当主権限を祖父・毛利元就が掌握する
二頭政治体制が続きました。

また、毛利輝元は1565年の
月山富田城の戦いで初陣を飾ります。

出雲国の尼子家を降伏させ
毛利家は中国10ヵ国120万石の支配者となります。

 

毛利輝元と足利義昭

1571年、祖父・元就が死去すると
親政を開始します。

 

1574年には15代将軍・足利義昭からの
推挙を得て、朝廷から右馬頭に叙任され
室町幕府の相伴衆ともなりました。

 

 

毛利輝元と織田信長の関係

1576年、織田信長に追われた
元将軍・足利義昭を保護し、
(とも)に御所を提供します。

 

この後も毛利輝元は
織田信長と対立する本願寺側に味方をし、
石山本願寺へ兵糧を搬送したりします。

 

1582年、織田信長の家臣であった
羽柴秀吉(豊臣秀吉)と備中高松城にて戦います。

 

しかし攻防戦の最中に
織田信長が本能寺の変で亡くなります。

 

織田信長の死を秘密にしたまま
豊臣秀吉は毛利輝元との和睦を謀ります。

結果、高松城の城主である
清水宗治の切腹を条件に
豊臣秀吉と毛利輝元は和睦するのでした。

 

毛利輝元と豊臣秀吉

その後は毛利輝元は
豊臣秀吉の臣下に入り、
天下統一事業に貢献します。

1589年、当時の交通の要衝である
太田川の三角州に、豊臣秀吉の聚楽亭を
模した広島城の築城を開始します。

1591年には、
長年の居城であった吉田郡山城から、
まだ工事中でしたが広島城に入城します。

 

その後、毛利輝元は、
豊臣秀吉から112万石の所領を安堵され
文禄・慶長の役に大将として出動します。

 

1598年、毛利輝元は
五大老の一人に任じられます。

五大老とは、末期の豊臣政権の
政務に当たった五大名です。

豊臣秀吉死去の際には、
遺児の豊臣秀頼の補佐を託されます。

 

 

毛利輝元と関ヶ原の戦い

1600年、徳川家康石田三成による
対立がついに武力闘争に発展します。

毛利輝元は、東軍の徳川に対抗し
西軍の総大将として大阪城に入城、
そして関ヶ原の戦いに挑みますが
徳川家康勢に敗北を喫します。

 

そして毛利輝元は所領を
長門・周防の2国のみに削られ
29万8000石と大減封となりました。

 

 

関ヶ原の戦い後の毛利輝元

関ヶ原の戦い後の10月、毛利輝元は
形式的に嫡男の毛利秀就家督を譲ります。

 

しかし実際にはこれ以後も
藩のトップとして君臨し続けます。

1604年には、
長門国(現在の山口県)
長門城を築城します。

 

その後毛利輝元は
1623年まで政務に携わり
1625年、72歳で亡くなります。

 

最後に

毛利輝元:西国の儀任せ置かるの由候 (ミネルヴァ日本評伝選)

 

毛利輝元とはどんな人なのか?
毛利輝元はいったい何をした人なのか?
この記事では毛利輝元について
わかりやすく簡単な言葉で解説しました。

 

少しでもあなたの参考になれば幸いです。

 

 

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