妊婦がアボカド🥑を食べると危険?【妊娠中の食事(果物)の注意点】
「妊娠中はアボカドを食べていいの?」
「妊婦がアボカドを食べると問題ってある?」
”森のバター”とも呼ばれ、女性に人気な
「アボカド🥑」は、妊娠中に食べると
お腹の赤ちゃんに影響があるのでしょうか?
この記事では
妊婦がアボカドを食べると危険なのか?
妊娠中にアボカドを食べる時の注意点や
母体に安全な正しい食べ方などについても
なるべく分かりやすく簡単に解説していきます。
目次
妊婦がアボカドを食べても大丈夫?
結論から言いますと、
妊婦さんはアボカドを食べてOKです!
妊娠中にアボカドを食べたとしても
基本的にまったくデメリットはありません。
むしろ
アボカドは「食べる美容液」と呼ばれる程
栄養価が高く「最も栄養価の高い果物」の
ギネスブックにも登録されています!!
※アボカドには次の栄養素が含まれています。
アボカドは森のバターと呼ばれる程
脂肪分を多く含んでいます。
脂肪…というと悪いイメージですが
その多くは血中コレステロールの調節を
助ける効果があるという不飽和脂肪酸なんです。
他にも、アボカドには葉酸が含まれています。
葉酸は妊娠中に積極的に摂っておきたい栄養で
アボカド100gあたり約85μg含まれています。
【妊娠中の葉酸の食事摂取基準】
葉酸 | 18~29(歳) | 30~49(歳) |
妊娠初期 | 640㎍(240+400) | 640㎍(240+400) |
妊娠中期 | 480㎍(240+240) | 480㎍(240+240) |
妊娠後期 | 480㎍(240+240) | 480㎍(240+240) |
※妊娠初期(〜13週6日)、妊娠中期(14週0日〜27週6日)、妊娠後期(28週0日〜)
参考:日本人の食事摂取基準2020年最新版「ビタミン」(厚生労働省)
葉酸は赤ちゃんにとって大事な栄養素の一つで
不足すると「神経管閉鎖障害」を引き起こす
危険性が高まると言われています。
栄養価の高いアボカドは
妊婦さんが摂っておきたい栄養素が
たくさん含まれている素敵な食品です。
妊婦がアボカドを食べる時の注意点
妊婦さんがアボカドを食べるときには
次の2つに気をつけましょう。
- 食べ過ぎに注意
- 皮を洗うこと
これらの注意点について
以下で解説していきます。
食べ過ぎに注意【妊婦がアボカドを食べる時の注意点】
妊娠中に必要な栄養素がたっぷり入ったアボカドですが、妊婦さんは食べ過ぎに注意しましょう。
平均的なアボカド1個(可食部140g)は
約260kcalあると言われています。
ご飯1杯分140gが約235kcalなので
アボカドは高カロリーといえますよね。
妊婦さんの1日のカロリー摂取目安は、
約2500kcalとされているので、アボカドを
食べ過ぎると他の食べ物と合わせて
カロリーオーバーになってしまう場合が。
妊娠中にカロリーオーバーが続くと
妊娠糖尿病や胎児の成長不全につながることがあります。
妊娠中は、アボカドを1日半分~1個までを上限としましょう。
皮を洗うこと【妊婦がアボカドを食べる時の注意点】
妊娠中にアボカドを食べるときには
皮をしっかりと洗ってから調理しましょう。
過去には、輸入のアボカドからリステリア菌や
サルモネラ菌が検出された事例があります。
これらは、皮をしっかりと洗ってから
調理すれば問題ないとされています。
また、妊婦さんがアボカドを食べる際は
冷蔵庫を過信せずに、購入したら早めに食べるようにしましょう。
最後に
妊婦がアボカドを食べると危険なのか、
妊娠中にアボカドを食べる時の注意点や
母体に安全な正しい食べ方などについても
なるべく分かりやすく解説していきました。
栄養満点なアボカド🥑は、妊娠中にも
適量を守って、ぜひ食べて頂きたい食材。
栄養豊富な食材をバランスよく食べて
健康的な食生活を送っていただきたいです♪
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば嬉しいです!