「雲泥の差(うんでいのさ)」の語源や由来は何? 2019年12月4日 2022年11月9日 WRITER jin この記事を書いている人 - WRITER - jin ものすごく差があるときに「雲泥の差」っていうけど、これどういう意味?柴犬 「雲泥の差」の語源や由来について知りたくなってきた柴犬https://tromolo.jp/a ※雲泥の差(うんでいのさ)の意味:非常に大きな隔たり 「雲泥の差(うんでいのさ)」の語源や由来は何? 「雲泥の差」の「雲泥」とは 「雲(くも)」と「泥(どろ)」とで 違いが甚だしいことのたとえです。 「雲泥の差」の語源や由来については 奈良時代にまでさかのぼることになります。 奈良時代 (710年から794年まで) とは?どんな時代だった?【日本の歴史をわかりやすく簡単に】 日本が奈良時代のころは 中国では「唐」の時代です。 当時の中国(唐)の詩人である杜甫(とほ)の詩で 「雲泥の差」の語源となる言葉が使用されました。 日本では、菅原道真の漢詩文集である 「菅家文草(かんけぶんそう)」の中で 「雲泥の差」に関連する句が初めて登場します。 雲泥、地の高く卑きことを計らず 引用:菅家文草 この菅原道真の菅家文草で使用された雲泥は 身分の隔たりの大きさを気にしないことを 雲と泥の位置が離れていようが関係ない ということにたとえ表現した言葉になります。 参考文献:暮らしのことば 新 語源辞典 菅原道真の死因とは?病気?暗殺?【生涯(最初から最期まで)もわかりやすく簡単に解説】 学問の神様「菅原道真」がいる神社とは?【「天満宮」がつく神社はどこにある?】 江戸時代ごろの資料「日葡辞書」にも この「雲泥の差」を表現する意味で 雲泥という言葉が使用されています。 天地雲泥の隔でぢゃ 江戸時代 (1603年から1868年まで)とは?どんな時代だった?【重要人物の最期(死因)も公開中】 厳選!日本語の語源や由来一覧【日常会話で使う言葉を中心にまとめました】 「あ行」から始まる言葉の語源や由来 この記事を書いている人 - WRITER - jin 前の記事 -Prev- 豊臣秀吉は性格が悪かった?良かった?【豊臣秀吉の性格を徹底分析】 次の記事 -Next- 「瓜二つ(うりふたつ)」の語源や由来は何? 関連記事 - Related Posts - 「ワイシャツ」の語源や由来は何? 「幸せ(しあわせ)」の語源や由来は何? 「ハットトリック」の語源や由来は何? 「か行」から始まる言葉の語源や由来 最新記事 - New Posts - 人気で有名な日本のお城とその城主について🏯【都道府県別】 日本のお寺の歴史をわかりやすく簡単に【都道府県別】 人気で有名な!日本の神社一覧【都道府県別⛩】 室町時代 (1336年から1573年まで) とは?どんな時代だった?【重要人物の最期(死因)も公開】 - Comments -メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 メール サイト Δ