妊婦が蜂蜜(はちみつ)🍯を食べると危険?【妊娠中の食べ物の注意点】
「乳児はハチミツを食べちゃいけない!」
「妊娠中もはちみつを食べちゃダメなの?」
乳児に与えてはいけないとされている
「蜂蜜(はちみつ)🍯」を妊娠中に食べると
お腹の赤ちゃんに影響はあるのでしょうか?
この記事では
妊婦が蜂蜜(はちみつ)を食べると危険か?
妊娠中に蜂蜜を食べる時の注意点や
母体に安全な正しい食べ方などについても
なるべくわかりやすく簡単に解説していきます。
目次
妊婦が蜂蜜(はちみつ)を食べても大丈夫?
結論から言いますと、
妊婦さんは蜂蜜(はちみつ)を食べてOKです!
妊娠中にハチミツを食べたとしても
基本的にまったくデメリットはありません。
むしろはちみつには、妊娠中に
必要な栄養素が豊富に含まれています。
※蜂蜜(はちみつ)には以下のような栄養素が含まれています。
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンB9(葉酸)
- ニコチン酸
- ビタミンB5(パントテン酸)
- ビタミンC
- ビタミンK
- ビタミンB7(ビオチン)
- カリウム
- ナトリウム
- カルシウム
- マグネシウム
- リン
- 亜鉛
- 鉄分
- 銅
- マンガン
良質なビタミン類やミネラル類をはじめ、
アミノ酸や酵素といった栄養素も含まれていて
蜂蜜は非常に栄養価の高い健康食品なんです。
また、砂糖よりも甘味度が1.3倍あり
はちみつのほうが甘味を強く感じられます。
カロリーやGI値も砂糖よりも低く、
エネルギーになるので消費もしやすいです♪
【妊娠中の1日のエネルギー(カロリー)の基準値】
妊婦の推定エネルギー必要量は、妊婦の推定エネルギー必要量(kcal/日)=妊娠前の推定エネルギー必要量(kcal/日)+妊婦のエネルギー付加量(kcal/日)として求められる。
■18~29(歳)【1日のカロリー摂取基準】
- 妊娠初期:2,050kcal(2,000+50)
- 妊娠中期:2,250kcal(2,000+250)
- 妊娠後期:2,450kcal(2,000+450)
■30~49(歳)【1日のカロリー摂取基準】
- 妊娠初期:2,100kcal(2,050+50)
- 妊娠中期:2,300kcal(2,050+250)
- 妊娠後期:2,500kcal(2,050+450)
※自宅にいてほとんど外出しない方については
これよりもカロリーの基準値が少なめになります。
乳児が蜂蜜(はちみつ)を食べてはいけない理由【妊婦が蜂蜜を食べると危険?】
妊娠中に蜂蜜(はちみつ)を食べても良いことは分かりました。
でも、どうして乳児はハチミツを
食べてはいけないのでしょうか?
その理由は、1歳未満の子どもは
ボツリヌス菌に感染する危険性があるから。
1歳未満の赤ちゃんの腸内は未熟です。
そのためボツリヌス菌が増殖してしまい
最悪の場合、死に至ってしまうことも。
妊娠中、授乳中にはちみつを食べても
ボツリヌス菌が胎盤、母乳を通じて
赤ちゃんに届くことはありません。
妊婦さんは蜂蜜(はちみつ)を食べてもOK。
しかしです。
妊娠中に蜂蜜(はちみつ)を食べる際に
知らないと危険な注意点があります。
↓
妊婦が蜂蜜(はちみつ)を食べる時の注意点
妊婦さんが蜂蜜(はちみつ)を食べる時は
次のことに気をつけましょう。
- 食べ過ぎない
- 木製のスプーンで
- 良質な蜂蜜を選ぶ
これらの注意点について以下で解説していきます。
食べ過ぎない【妊婦が蜂蜜(はちみつ)を食べる時の注意点】
砂糖ほどではありませんが、
蜂蜜(はちみつ)も糖分を含んでいます。
妊婦さんはハチミツを食べ過ぎて
太ってしまわないように気をつけましょう。
またはちみつは、
加熱をすると栄養素が失われやすいので
加熱しないで食べることをオススメします♪
木製のスプーンで【妊婦が蜂蜜(はちみつ)を食べる時の注意点】
蜂蜜(はちみつ)を食べる時は、
木のスプーンで食べると良いです。
理由は、金属がハチミツに触れると
化学変化を起こして、蜂蜜が劣化する
可能性があるからです。
妊娠中に限ることではありませんが、ぜひ知っておくと良いでしょう。
良質なハチミツを選ぶ【妊婦が蜂蜜(はちみつ)を食べる時の注意点】
妊娠中に蜂蜜(はちみつ)を食べる時は
良質なものを選ぶようにしましょう。
ハチミツは製造過程によって、
栄養価に違いがあると言われています。
「天然」で濁っているハチミツがおすすめです♪
最後に
妊婦が蜂蜜(はちみつ)を食べると危険なのか、
妊娠中にハチミツを食べる時の注意点や
母体に安全な正しい食べ方などについても
なるべくわかりやすく解説していきました🍯
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば嬉しいです!