「人間(にんげん)」の語源や由来は何?

「人間」の語源や由来は何?
柴犬
「人間(にんげん)」の語源や由来について
サンスクリット語の「manusya」の
漢訳(漢字で翻訳した言葉)が「人間」です。
「人間(にんげん)」の語源や由来は
仏教がその根源に存在しています。
もともと「人間」は仏教語で
「世間」や「この世」を意味します。
仏教の教えの中には十界(10つの世界)があり
そのうち6つを、三悪道と三善道に分けます。
三悪道(さんあくどう)
- 地獄界(じごくかい)
- 飢餓界(きがかい)
- 畜生界(ちくしょうかい)
三善道(さんぜんどう)
- 阿修羅界(あしゅらかい)
- 人間界(にんげんかい)
- 天上界(てんじょうかい)
つまり簡単にまとめると
仏教の中には10つの世界が存在して
その1つの世界に「人間界」があり
それが人間の語源や由来となっています。
豆知識ですが
人間(にんげん)は呉音で
人間(じんかん)が漢音です。
呉音(ごおん)と漢音(かんおん)は
どちらも日本漢字音(音読み)で
中国語の音を日本に伝えたもの。
漢音という言葉はよくきくけど
呉音はあまり聞かない言葉かもですね。
呉音とは、遣唐使などが
当時の長安付近の発音(漢音)を
学んで日本に持ち帰る前からにすでに
日本に定着していた漢字音のことです。
後半難しくてちょっと何いっているのかわからない
柴犬
でも「人間(にんげん)」の語源や由来には、仏教が関係していることはわかった♪ありがとう♡
柴犬