武田神社とは?【歴史や見どころをわかりやすく解説】

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武田神社
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武田神社 絵馬と御朱印セット 縁起物

 

武田神社(たけだじんじゃ)
山梨県甲府市古府中町にある神社です。

 

勝負事の神様
「自分に勝つ」という信仰もあり
日々多くの参拝客が訪れています。

 

この記事では
武田神社の歴史だけでなく
観光での見どころについて
わかりやすく解説していきます。

 

 

武田神社の歴史をわかりやすく簡単に

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武田神社の地には、
かつて戦国時代に甲斐守護・武田信虎により
躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)という屋敷が築かれ、
家臣団が集住して武田城下町を形成していました。

以来、信虎・晴信(信玄)勝頼が62余年にわたって、武田領域の中心地として機能します。

 

しかし武田家が滅亡し、江戸時代初期に
躑躅ヶ崎館は取り壊されてしまいます。

それから江戸時代に躑躅ヶ崎館跡は「古城」「御屋形跡」と呼ばれ、武田氏時代をしのぶ名所とされていました。

柴犬

 

時は流れ1915年、大正天皇の御即位に際し、亡き武田信玄公に従三位が下賜されます。

これを契機に
武田信玄公を慕う県民の熱望によって、
武田神社の創建の気運が沸き上がります。

 

官庁と民間が連携して
「武田神社奉建会」が設立、
1919年に武田神社が創建されます。

 

武田神社は武田信玄公を
御祭神として祀っています。

 

 

武田神社の見どころとは?観光前に要チェック!

天と地と

ここでは
武田神社の見どころ
紹介していきます。

観光前に要チェックです!

 

宝物殿【武田神社の見どころ】

武田神社の境内・拝殿の右奥にある宝物殿には
名刀吉岡一文字をはじめ、武田二十四将図、
風林火山の孫子の旗、武田家に伝わる
太刀や鎧、扇などが展示されてます。

「吉岡一文字」は国の重要文化財に
指定されている貴重な品です。

拝観は有料ですが、武田家ゆかりの品々を
間近で見ることができるので武田神社観光の際はおすすめです。

 

 

名水「姫の井戸」【武田神社の見どころ】

館跡には、いくつかの古井戸が残っています。

中でも「姫の古井戸」はかつての武田家の生活の中心になる場所にありました。

また信玄公ご息女誕生の際に、
産湯に使用されたことから
この名がつけられたそうです。

 

さらにこの井戸からは
茶釜などが発掘されており、
茶の湯の井戸」とも呼ばれています。

茶釜なども宝物殿に展示されています。

 

 

三葉の松【武田神社の見どころ】

武田神社に入ってすぐある「三葉の松」は、
信玄公が生前に信仰されていた高野山のものが
亡くなった信玄公を慕って、種がこの地に飛来して今に至ると言われています。

 

三葉の松は全国的にも珍しく
黄金色になり落葉することから
「金運」の御利益が得られた松には
昔から「延命長寿」の御利益もあると言われています。

 

 

 

最後に

武田信玄(1) (講談社漫画文庫)

 

この記事では
武田神社の歴史だけでなく
観光での見どころについて
わかりやすく解説しました。

 

神社の歴史に興味のある方や
武田神社を観光する予定の方などにとって
この記事が少しでも参考になれば幸いです。

 

 

 

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